結束バンドの幅mmについて

結束バンドといっても幅だけでも様々ですが、一般的なサイズを把握すれば、用途や希望に合わせて選んだり使い分けやすくなります。製品を比較検討する上でのポイントはmm表記で、寸法の項目に幅が何mmと書かれているか確認することです。標準的な結束バンドは2mmくらいからラインナップに並び、上は2.5や3.5、4.5や5.0などがラインナップに加わる傾向です。数字は結束バンドを製造するメーカーやラインナップにより異なりますが、大抵はこのような間隔で商品展開が行われています。

幅のあるものだと10どころか20mmくらいになりますから、結束バンドと聞いて細いイメージを思い浮かべる人は実物を見れば驚くはずです。幅広な結束バンドが適しているのはケーブルも太い場合で、特にケーブルに重量があって長期的に荷重によるバンドへの負担が気になったり、力を加えて曲げないと固定が難しいケースなどです。幅のmmはあくまでも目安の1つですから、狭い場所に通すなどの使い方でなければ、基本的にはやや幅広を選んだ方が安心です。ケーブルの直径と同じ幅は目安になりますし、少し狭いものを選んでも、大抵の場合は問題なく固定することができます。

バンドの強度は幅だけでなく、厚みや素材などでも変わってきますから、強度を重視するなら厚みがあって劣化しにくい素材が狙い目です。屋外で使用するなら耐候性、オイルがある環境であれば耐油性と、用途に加えて環境も考えながら選ぶことが必要です。

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