インターネットは今では、われわれ人類にとって欠かせない情報通信といえるでしょう。特に2020年はその恩恵をたくさんの方が受けられました。新しい生活様式では切っても切り離せないものとなり、これからもその存在感を強めていくことでしょう。インターネットのことは国際標準規格では、イーサネットと呼びます。
世界中に張り巡らされた網という意味を持つ言葉で、イーサネットにつなげるには必ずlanケーブルが必要です。ここではイーサネットの要であるlanケーブルを細かく考察していきましょう。まずlanケーブルは1980年にオーストラリアの通信会社が開発をしたもので、もともとは電話回線として作られていました。海底ケーブルになされていたので、光の乱反射を活用したものであり、遠く離れた場所でもタイムラグなしで通信ができたわけです。
その後、1996年に誕生したADSLというブロードバンド回線に採用されたことで、現在に至ります。lanケーブルは内部に3本のグラスファイバーが備わっており、10MBから最大で100MBまでの速度でデータ通信をすることが可能です。昨今では5Gという高速処理のネット回線も登場しましたが、それに対応するlanケーブルも開発されました。カテゴリー分けをしてそれぞれの最大通信速度を表記しており、2021年6月時点では、カテゴリー8が最上位になっています。
1GBまでのイーサネットワークに対応しているものです。