結束バンドは耐候性を考慮して選ぶことで。より使いやすくなるでしょう。結束バンドに必要な耐候性とは、紫外線や雨、日光などへの耐性を意味します。屋外で使われることや長期間にわたって継続的に使用されることを考えると、紫外線をはじめたとした各種要素への耐性は高いほど良いことになるでしょう。
結束バンドで耐候性の高い素材を選ぶ場合、マイナス60度から80度までの耐久性を持ち、寒冷地でも利用されている耐候性ナイロン6.6や、耐熱耐候ナイロン6.6、あるいはPEEKなどが主な素材です。ナイロン6.6は寿命も長いため使い勝手が良く、寒冷地はもちろんのこと温暖地帯でも利用しやすいのが特徴です。優れた耐久性は幅広い用途に利用できる他、寿命の長さから交換頻度がそれほど高くないのもポイントでしょう。他急性と寿命を兼ね添えた素材は、さまざまな用途に利用できるなどのメリットがあります。
高温に加えて薬剤への耐性がある素材を選びたいなら、PEEKがおすすめです。PEEKは260度もの環境下でも利用できる素材として開発されており、過酷な環境下でもループ引張強度が落ちません。ハロゲンフリーの特性も持ち、熱へ耐性と共に燃えやすさも備えています。ただしPEEKはナイロン6.6よりも寿命が短く、推定で1年から2年程度とされています。
寿命が長い素材を選びたいならナイロン6.6、薬剤への耐性や高温への耐性、萌やすさなどを優先したいならPEEKを利用するのがおすすめです。耐候性の結束バンドのことならこちら