メガソーラーのケーブル盗難防止

メガソーラーとは、発電規模が1、000kW以上の大規模な太陽光発電システムによる発電所であり、数百台以上の太陽光発電システムが導入されています。地方の遊休地などに発電所を作ることで土地の有効活用ができる、従来田畑で農業を営んでいた人などが高齢化に伴い土地の有効活用としてメガソーラー発電所を選択するケースも多いようです。ただ、現在では投資用の発電プランを用意している会社があり、そのような会社に依頼することで管理運営を全て委託できるし契約プランに応じた収入を得ることも可能です。太陽光発電システムも、規模が大きくなるほど管理が大変ですから管理会社などに委ねるケースが多いわけですが、ソーラーパネルはDC電源を作り出す装置であり、そのままでは家庭用電力として使うことはできません。

1台ずつケーブルが接続されて直列で電力を集める、これは乾電池をイメージすれば理解安い部分です。1.5Vの乾電池は2本を直列に接続すると3.0Vになり、10本を直列に繋げると15Vになります。これと同じで、ケーブルを直列に接続するための装置がありメガソーラーでは高発電量を作り出しているわけです。このケーブルの内部は金属製の銅線が使われているのですが、メガソーラー発電所を狙うケーブル盗難などのトラブルも少なくありません。

そのため、メガソーラー発電所では監視カメラを設置するなどして盗難からの対策を講じておくことが求められます。

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